昨日は急な肩こりと寒気を訴えられる方がチラホラいらっしゃいました。

そのうちのお一人は、寒くはなかったので放っておいたのだけれど、首の後ろにずっと風があたっていたそうです。

今になって体も冷えるとのことです。

肩こり東洋医学では「風邪」(ふうじゃ)といいます。

この世には風、暑、熱、湿、燥、寒

の六気があるとされます。

このうちのどれかが突出していると人体に悪影響を及ぼします。

風は他の気を呼び込む役目をします。風寒の邪といいます。

要は風に当たりすぎて冷えたのですね。寒は凝滞の性質を持ちます。筋肉にギューッと力が入り、肩がこわばるわけです。

寒くないようでも風があたっていると思いのほか体が冷えます。

なるべく風を通さない素材の洋服で調節するなりして対応しましょう。

また、このような時はすかさず首の後ろをよく温めると良いです。

特に、風池や風府等のツボに鍼をし、お灸するとスッキリします。