三陰交は脾経に属しますので健脾といって五臓の脾の働きを助ける役目があります。
それに、三陰交は三つの陰の経絡の交わる所という意味です。
太陰脾経 厥陰肝経 少陰腎経
と三本の経絡が通りますので、肝経や腎経のツボを使った時に、三陰交はその効果の増強をすることもできます。
当院では単独で使うよりは、ほかの経穴との組み合わせでよく使います。
場所ですが、内くるぶしの一番尖ったてっぺんから三寸の所。
四本指を横にして小指を内くるぶしに当ててください。そうして人差し指の高さのところ。すねの内側の骨の所です。
指で押して見ると少し凹んだ感じがすると思います。
お灸でもよく使いますし、生理痛の時は強めに指圧すると痛みが和らぎます。
[…] 陰陵泉 足三里 三陰交 […]