「何を食べたらいいですか?」
これはよく聞かれる事です。
基本的には、
「まずよく噛んで食べるようにしてください。」
とお答えしています。
ある中医の先生が
「体にいい食べ物はありません。」
「体にいい食事があります。」
とおっしゃいました。
何を食べるかよりも、
どう食べるかの方が大切だというのですね。

パートナーの方やご家族と、顔を合わせながら、
にこやかに、ゆっくりゆっくりお食事を楽しんでもらいたいなと
思います。

とはいえ、毎日カップラーメンで最高!とはいきません。
比較的いいかな?と思う食材をあげていきます。

目次

体を温める食べ物を

鶏肉

レバー

かぼちゃ

ニンニク

ニラ

黒砂糖

しょうが

ショウガ、ニンニクは必ず火を通して摂って下さい。
そのままだと体を温める食材にはなりません。
ショウガもニンニクも、お灸に使われることもある食材です。
お灸同様、体を温めてくれます。

黒砂糖は無理してたくさん摂ったりしてはいけません。
お料理などで白いお砂糖を使っている人はそれを黒砂糖や三温糖に変えてくださるだけで良いです。

抗酸化作用の高い食品で卵子、精子の質を

アーモンド、ナッツ類

かぼちゃ、アボカド、ほうれん草

たらこ、ウナギ、カツオ、サンマ

玄米、胚芽米

玄米は特によく噛んで食べないといけない食材です。
自信のない人は白いご飯で

精子のために亜鉛を多く含む食材を

牡蠣、たらこ、ハマグリ

豚レバー、牛肉

卵黄

松の実、ゴマ

松の実は古代、仙人が好んで食べたとか
ゴマは黒ゴマが良いのですが、
必ず良くすりつぶして摂って下さいね

血行を良くする

玉ねぎ、納豆

黒酢

青魚(サバ、イワシ等)

きのこ類

海藻類

良い血液が良い体を作ります。
中国の家庭の薬膳は足の少ないものが体にいいと言います。
豚(4本足)よりは鳥(2本足)
鳥よりはキノコ(1本足)
キノコより魚(0本)
おもしろいですね

冷たい飲み物や食べ物に注意

日本では当たり前の、冷たい食べ物や飲み物ですが
中国ではあまり見かけません。
中国の人は体を冷やす飲食物は身体に悪いと認識しているので、
基本的に飲み物はホットか常温です。
ビールも常温です。(最近は日本企業などの進出によって冷たいビールを出すお店が増えているそうです)
サラダも食べません。生野菜は体を冷やすので、
野菜も必ず火を通してあります。
(これも最近は徐々に食べられるようになっているそうです)
少し意識してみてはいかがでしょう。
レタス、キュウリ、トマト等もなるべく、炒めたり、スープにしたりして摂るようにしましょう。

いずれにしても、あまり神経質になる事はありません。
旬の食材はそのまま薬膳になります。
季節の移ろいを楽しみながら、
楽しくお食事してください。