「生薬」の記事一覧

畢撥(ヒハツ)

生薬

辛 大熱 脾胃に帰経 アーユルヴェーダ医学においては最も重要な薬の一つとしてよく使われる。 中国においては「開宝本草」において10世紀頃初めて紹介されている。 祛寒・温陽胃 吐き気・腹痛・悪寒を伴う胃寒証によく用いられる […]

半夏(ハンゲ)

生薬

辛 温 肺・脾・胃に帰経 夏の半ばとあるように真夏に収穫される。 毒性があるので、酢か茶につけてから用いられる。 化痰・燥湿・止嘔 寒の痰飲を化す(代謝して取り除く) 湿を取り除き上逆する胃の気を引き下げ吐き気を止める。 […]

白朮(ビャクジュツ)

生薬

通称 オケラ 補気剤 甘・苦 微温 脾・胃に帰経 脾胃の虚証によく用いられる。 四君子湯に含まれる。 補気・健脾・燥湿・止汗 下痢・倦怠感・腹部膨満感・食欲減退・吐き気など 湿を燥すると言われ、むくみや水分の貯留や、梅雨 […]

白芍(ビャクシャク)

生薬

通称シャクヤク 酸・苦 微寒・涼 肝・脾に帰経 養血・平肝・止汗 シャクヤクの根。寒性を減じるために炒って用いる。血を滋養し肝の不調和を整える。婦人病によく使われる。 頭痛やめまい等の肝気の上逆によく使われる。 下痢や腹 […]

艾葉(ガイヨウ)

生薬

よもぎの葉。 辛・苦 温 肺・肝・脾・腎 お灸の原材料でもある。 婦人病薬としてよく使われる。マラリアに有効との研究もある。 ヨーロッパでも魔術によく使われた。 温経絡・止血・祛寒・祛痰飲 日本では風呂に入れると体がより […]

甘草(カンゾウ)

生薬

強壮剤の一つ。 長く服用すると寿命が伸びると言い伝えられる。 薬理作用 抗菌・抗炎症・鎮痙・抗アレルギー・鎮咳・降圧・理胆 補気・潤肺・止咳・和薬・緩急(急な筋肉の硬直を緩和する) 気虚に使われることが多く、脾気に関係す […]

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