お灸をするとよく眠くなります。陰陽の調整をしていると言われます。副交感神経が優位になって体が休息に適した状態になります。
リラックスしているのだから眠くなるのは当然といえば当然。
可能ならそのまま少しお休みになるといいでしょう。
当院では温灸を使いますので施術中に気持ちよさそうに眠ってしまう方が多いです。
写真は温灸をしているところです。
また、だるさを感じたり、疲れを感じるという方もいらっしゃいます。
これは、お灸が多すぎた場合は「灸あたり」などと説明される場合がありますが、当院では気にしません。
適切にお灸をしていれば、よくある事です。
普段緊張状態が続いている方などによくあることですが、体がいかに疲れているのかを感じていらっしゃらない場合がほとんどです。
自律神経が交感神経優位つまり緊張状態が普 通になってしまうと、副交感神経優位に(リラックスした状態)なった時に今まで無視をしていた疲れを感じることがよくあります。お灸で悪くなったのではありません。効いているのです。
無理をせずに休めるのならなおいいですし、状況がそれを許さなくても、続けていくほどにそういった反動はでなくなってきます。
鍼やお灸は体を休ませてくれます。鍼やお灸の後にどっと疲れがでたり、体全体がだるくなったりした時はそれほど疲れが溜まっているという事。
溜まった疲れを取るためにも意識的に休息の時間を取られるとよいでしょう。
大阪はお灸の都
ちなみに関西では、お灸の事を「やいと」といって古くから親しんできました。
関東よりも比較的お灸が盛んであったそうです。
東洋医学では湿気の多い地方ではお灸が適していると言われます。
東洋医学では湿気は体の気の流れを悪くするので体がだるくなったり肩が凝ったりすると考えられています。
この湿気によるだるさにはお灸が一番効きます。
大阪は水の都ともいわれるほどですから、湿度は比較的高いので、昔の人はお灸を良くしたのでしょう。
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今日も大阪池田市からお送りしました。
お体に気を付けて
池田市の鍼灸南天では、
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池田市の鍼灸(はり・きゅう)南天