生理痛は東洋医学では「痛経」といいます。
少し痛いぐらいなら正常と言えるのですが、痛みが強すぎる方は痛経として鍼灸治療をおすすめします。
東洋医学的には、体の余分な水分や冷えからくる
寒湿凝滞
精神的なストレスや感情の不安定さからくる
肝欝気滞
虚弱体質やある種の消耗からくる
肝腎虚損
大きく分けるとこのようになります。
上二つは様々な理由から経絡、気血の巡行が滞り、痛みに変わるものです。
最後の肝腎虚損は虚証といって「気血が足りない」イメージです。
どちらにおいても五臓の働きを整え、気血の偏在を調整するべくツボ(経穴)を選びます。
実は大抵はこの三つが複合的に現れていることが多く、その人に合わせてツボを調整する必要があります。
多くの方が一ヶ月目からその効果が実感していただけます。
副作用もなく自然な治療法です。
[…] 生理痛と東洋医学の考え方はこちら→鍼灸と生理痛 […]