冷え性でお悩みの方は多いのではないでしょうか?
冷え性は肩こりや腰痛と同じように鍼灸で治療できます。
東洋医学の考え方で冷え性を考えた場合、冷え性の原因は
1 体を内側から温める力が低下している
2 外からの寒気が悪影響を及ぼしている
3 気血の流れが悪い
この3つが原因である方が多いと感じています。
東洋医学(中医学)では気の巡りが悪いことを気滞といいます。気が通っていない、つまっているということです。
これは多くの肩こりや腰痛と同じことです。
この場合温めるだけでは不十分です。通さなければ(流れをよくする)いけません。
鍼灸は気を通す(循環を良くする)作用があります。鍼灸の刺激により筋肉は弛緩し、血管が拡張して血液循環が促進します。
そうすれば体の中の暖かい気が全身をめぐり、自然と温まります。
人間は体を内側から温める力を持っています。その力が十分に発揮されるように、また、温める力そのものを強くする効果が鍼灸にはあります。
写真は鍼とお灸を併用しているところです。
冷え性の方は鍼と熱くないお灸を同時に使うことで効果を上げられることが多いです。
もちろん人によって鍼やお灸の場所や配分が変わってきますので、ご来院頂いた折にはもっと詳しくご説明させていただきながら施術を進めていきますのでご安心ください。