瘀血があるか誰でも簡単にチェックできる方法があります。
東洋医学では舌診というものがあります。
舌の形や色、舌苔の厚みや色等で人の体の状態を推し量ろうとするものです。
ここではその中でも特にオ血による物を紹介しますので鏡で見てみてください。
舌の裏側に舌下静脈という静脈があります。
ここが青黒く怒張していると、瘀血が疑われます。
あとは唇の色が青黒いとか、舌や唇に青黒い点がある人も気をつけましょう。
瘀血があると血の流れを阻まれ、刺すような痛みや頭痛、生理痛など様々な症状が出ます。
特に現代は、栄養価の高い食事が多くなり、運動不足、心理社会的ストレスや活性酸素による血管へのダメージ等から
瘀血は増加していると考えられます。
鍼灸は自律神経に作用することで、血管の拡縮機能を調整し、流態性や循環を改善する作用があります。
鍼灸を続けているとこの舌下静脈の怒張や青黒い色が改善していくことからもわかります。
日々の生活を見直しても改善しない場合や積極的にケアをしたい方は、鍼灸をおすすめします。