現代人は自律神経が乱れやすい生活をしていると言われています。
本来人間は動物として、昼間は外に出て体を動かし、夜は暗くなったら眠るようになっています。
ですが、現代では昼間は空調の効いた屋内で事務作業。夜は電灯で昼間のように明るく。寝る前にスマートフォンの強い光を見つめる。
これでは、人間の生活リズムを調節する自律神経に不調をきたすのは当たり前とも
言えます。
自律神経の乱れが引き起こす様々な症状
頭痛、肩こり、冷え性、便秘、生理痛、不眠など、自律神経の乱れからおこりうる疾患は枚挙に暇がないほどです。それは自律神経が体のあらゆる機能の調整を担うものだからです。自律神経による機能の調整がうまくいかなくなると、例えば、全身の筋肉が固く緊張し、手足の血管が収縮するために、肩こり、冷え性が起こります。
内蔵の働きが活発でなくなり、便秘になります。
また、精神的にも肉体的にも緊張がとれず、イライラしたり、眠れなくなったりします。