東洋医学では古くから不妊治療に挑戦してきました。
そこにはさすがに体外受精や顕微授精などの技術はありませんが、鍼やお灸で必治療してきた歴史があります。
古代より「無子」「絶子」「絶産」「不孕」「全不産」「絶産」「断緒」などと言われ、研究されてきました。
また、古人は治療によって治る不妊と治らない不妊があることも認識していました。
これら「治らない不妊」に関して現代の医療の進歩により、多くの不妊症が改善されてきているのは言うまでもありません。

当院の鍼灸治療は、「東洋医学だけでは治らない不妊」がある事をしっかり認識し、その場合は産婦人科の治療の効果を高めるお手伝いをいたします。

鍼灸で体外受精の成功率があげられるというデータもあります。
鍼灸での体質改善は三か月から半年くらいはかかるものですが、最低でも体外受精をされる一か月前から鍼灸を受けられるといいかと思います。
当院でも鍼灸治療で体調を整えてから体外受精に臨まれる方はいらっしゃいます。
良い結果が出ています。

鍼灸治療で上手く体質改善ができていけば、
子宮内膜の質が良くなり、ホルモンバランスの改善による妊娠維持もしやすくなってきます。